Things could be worse.

聞いてほしいひとりごと。

模倣と理想

「芸の道は模倣から」という言葉がある。

 

自身の芸として昇華させる道のりは、まず誰しもが師匠など先達を真似ることから始まるのだ、という意味だろう。

いろいろな場面で思い出し、頷ける好きな言葉の一つだ。

 

(余談だがこの言葉は「ゲイの道はモーホーから」と言いたいがための言葉だという説もあり、これまた日本語の妙ということで好きな理由の一つだ。)

 

芸事ではなくても、誰しも成長したい部分やなりたい理想などがあって、それに向かって憧れの先輩を真似たり、はたまた好きな芸能人と同じものを買って手っ取り早く近づこうとすることはよくある。

 

こうした行為が私は大好きで、形からだろうが思いつきだろうが、なりたい自分に近づこうとする行為は前向きで楽しいものだと思っている。

 

そういう行為の一つに、なりたい自分をイメージして演じることがある。

現実の自分と乖離しない程度にいわゆるいい男の設定をつくり、それに合わせて日常を演じるのだ。

 

例えばデキるビジネスマンを演じるべく、早めに起きて、おしゃれなネクタイを身につけて、スタバに行って、優雅に新聞を読むのもいいだろう。

 

中村アンのようなイイ女を演じるべく、ロカボを意識しつつ、ハードなジムに通い、ときにはプロテインを飲むのもいいだろう。

 

結局入り方がどうであれ、それがきっかけで自己成長につながること自体が美しい。

前向きで迷惑をかけない行為はどんどんやるべきだ。

 

というブログを帰省中の新幹線で書いている。

妻と娘に1ヶ月ぶりに会えるのがなにより嬉しい。

3時間後には、いい意味で、素敵な夫、父を演じよう。

イメージは…たまちゃんのパパかな笑